【幸福論】24歳大学院生が考える「結婚は本当に幸せか」

「就職してしばらしくしたら結婚したい」

来年度から遠距離になってしまう彼女からそんなことを言われました。なんて返せばいいかわからず考えさせてほしいと一言。筆者が悩んだ理由は「結婚が自身の幸せにつながるか分からなかった」からです。

24歳という年齢でそういうことを考えなければならない年齢だということは分かっています。ですがいざ結婚するとなると決心はつきません。今日はそんな今の筆者が結婚や幸せについて考えたのでそのことについて書きたいと思います。

あくまで筆者個人の意見です。気分を悪くされたら申し訳ございません。

筆者が結婚を迷う理由

大前提として彼女のことは好きです。そのうえで結婚できるか迷っています。

なぜかを簡潔に言うと「お互いに若すぎるからこのタイミングでの結婚が自身の幸せにつながるか分からない」それに尽きるかなって思ってます。

若くして結婚することが悪いとは思いませんが、筆者の場合は後々問題とか出てきそうだなと躊躇ってしまいます。個人的に引っかかるのは以下の内容です。

別れた時のリスクを考えてしまう

離婚したら財産分与であったり、親権争いであったり様々な問題が発生すると思います。家族や友人にも迷惑をかけるし、バツがついてしまうのでどんな理由で会っても一度失敗した人という烙印が押されてしまいます。そうなってくると出世や世間体にも関わってきてしまうのでそれがあまりにリスクでしかないと感じてしまいます。

お金がそもそもない

まずそもそもお金がないです。これまで大学院生として学生をやってきたので貯金なんてほとんどないですし、しかも奨学金という何百万単位の借金を抱えています。そんな状態で結婚しても上手くいかないと思うし、最低限のお金をためてから結婚すべきだと個人的には考えています。

結婚をして一緒に暮らしていくとなると、今以上に広い部屋に住まないといけないし、食費や光熱費も倍以上かかってしまいます。一緒に暮らすなら稼ぎも増えるし問題ないという人もいるとは思いますが、同棲を開始するとなると初期費用や家具代だけでかなりの額がかかってしまうので折版だとしても今の自分には払うことはできません。

自分の時間やお金を自分の為に使いたい

次に「自分の時間を自分の為に使いたい」です。これが理由としては一番大きいかもしれません。社会人の最初は自分のために色々なことに挑戦したいと思っています。このブログもそうですが英会話や趣味の時間など社会人になってから新しくやりたいと思っていることがたくさんあります。友達ともまだまだいろいろなところに行きたいです。結婚したらお金も自由に使えなくなるし時間もほとんどなくなると思います。そんなの今の自分にはごめんです。

両立できるだろっていう考え方もあると思います。確かに人によってはできるひともいるかもしれません。でも私はそんなスーパー人間じゃないですし、1日10時間は寝たいタイプです。なので結婚と趣味の両立は無理だろうなって思います。恋愛の優先度が低いのかもしれません。

若い女の子の価値観を信用できない

今付き合っている子は20歳とかなり若いです。自分も24歳で言えたことではないですし偏見に満ちたことを言いますが、若い子ってすぐに結婚したいって言いますよね。好きな人とずっと一緒にいたい、結婚したいっていう感情は良くわかるし悪いことだとは思いません。でもその気持ちを持ち続ける覚悟あるんですか、そう思ってしまいます。

自分が10代の時もそうでしたが若いとき（特に恋愛経験が少ない）は付き合っている人が完璧に見えて多少の短所は目をつむってしまいがちです。だから簡単に結婚したいと言います。私も絶対にこの子と結婚する！と若かりしことに誓ったあの子とは当然のように別れました。周りの友人もそうでした。

今は多少年を取り色々な経験をしてきたのでわかりますが、若いうちの好き・結婚したいという言葉は上辺に過ぎません。そういう考えを持っているからこそこの年齢で結婚したら浮気されそうだなとか、離婚しちゃいそうだな、上辺だけの夫婦になりそうだな、そう考えてしまいます。

好きでい続ける時間がない

これは本当に自分の良くないと思うところですが、相手を好きでい続ける自信がありません。確かに今は大好きだけど5年後10年後どうかって言われたらわからないです。別の人間なのでこれは受け入れられないなみたいなこともあります。今は耐えれているけど今後何十年それができるのかなと思ってしまいます。

注意：性的な表現が入るので苦手な人は飛ばしてください

生々しい話ですが筆者は異性関係において多くの経験をしてきたと思います。出会い系やナンパで積極的にワンナイトもしてきましたし、地元の子を食い散らかしてしまった時期もあります。彼女がいるときはそのようなことをしていませんでしたが、それは彼女があくまでも別れようと思えば別れれる状況だからです。

結婚した人から遊べるうちに遊んでおいた方がいい、そういう意見を聞いていると結婚してからずっと同じ子しかダメという状況に耐えれるかが分かりません。

結婚のメリットを考えられるだけ挙げてみる

ここまで筆者が何で結婚をためらうかについて書いてきました。このままだとネガティブな印象しか抱けないので、ここでは何も調べずに思いつく結婚のメリットをあげたいと思います。筆者が思いついたメリットは以下の3つです。

経済的に安定する

単純に考えると稼ぎが増えるので経済的に安定します。また私の就職する会社は結婚や出産をすると基本給にいくらか上乗せされるはずなのでそういう意味でもメリットは大きいと思います。

年齢を重ねていくと、車やマイホーム、老後の資金などさまざまなお金が必要になると思います。経済的に安定している状態なら安心して購入することができるし、どちらかの収入がなくなった状況でも、もう片方の収入で生活できるのは大きいです。

守るべき存在ができてモチベーションに繋がる

結婚をするとパートナーや子供を守らなければという責任が生じます。そのような存在は仕事や副業、自身のキャリアアップに対するモチベーションに繋がると思います。趣味だけでなく仕事も頑張りたいと思っているのでそういう意味では大きなメリットです。

安心感を得ることができる

結婚することの最大のメリットは何か起こっても孤独ではないという安心感を得られることだと思います。お互いが苦手なところを補い合うことができれば、今よりもよりよい生活ができるのは間違いないと思います。病気になった時は看病しあうことができて、老後も一緒に過ごすことができます。そのような家族の存在は人生においても必要なものだと思います。

結婚のデメリットを考えられるだけ挙げてみる

今度は逆に考えつく結婚のデメリットをあげたいと思います。

自分の時間やお金を自由に使えない

これは先ほど私が結婚を迷う理由のところでも述べましたが、自分の時間やお金を自由に使えないことは大きなデメリットだと思います。結婚するだけで不用意にお金は使えなくなるし、子供が生まれたらなおさら自由にお金を使うことができなくなると思います。

また家事や育児の時間もかなりのものでしょうし、どこかに外出するとなったら絶対に一緒になると思います。友人と遊びに行ったり趣味に時間を使ったりというのがしにくくなるのがデメリットだと思います。

簡単に別れることができない

結婚は一種の契約です。お互いの家族の関係もありますし子供がいたらなおさら難しいです。離婚するとなったら体力的に精神的にもきつくなるので、そういう意味で一度結婚したら簡単なことでは分かれることはできません。

責任が重大

私は結婚をしたら男が稼いで家庭を守るべきだと考えています。これはメリットと表裏一体ですが、それがあるからこそ頑張れることもあると思うのですが、その重さがプレッシャーになることもあると思います。

例えば会社でパワハラなどを受けていて精神的にきつい状況にあったとしても簡単に仕事を辞めることができなかったり、起業やフリーランスになることをためらってしまう原因になると思います。

これからどうしていきたいか

色々と考えた結果、自分に結婚はまだ早いかなと思いました。今の自分にとって「結婚＝幸せ」にはならないと思ったからです。

メリットを考えてみても私の気持ちは変わりませんでした。確かに経済的安定や安心感というのは魅力的です。ですがそれって別に年取ってからでも遅くないよね？これが素直な感情です。結婚できるかできないかは結婚したいという意思があるかるかによって決まるとは聞きますが、そうなのであれば私は結婚できないかもしれません。

今の私が楽しいと感じることは自分の為にお金や時間を使って色々なことをすることです。デートなどでお金を使うことに問題はありませんが、結婚して一緒に財産を共有していくなんてまだ考えられません。こんなメンタルで結婚をしても相手の女性に失礼だし、上手くいかないことは明白です。

まだまだ筆者は未熟で、社会経験もないしいまだに親のすねをかじって生活しています。そんな筆者が「まだ遊びたいから結婚したくない」というと、不快に感じる方も大勢かと思います。ですがごめんなさい。これが今の筆者の素直な感情です。

30代になったら、結婚を決意することになったら、また結婚に関する記事を書きたいと思います。もう少し大人になって、見える景色も変わってきてると信じて。